コロナで、漠然とお金のことが不安……。
そんな時は、「家計改善の攻めどころ」をチェックしよう!
お金節約家計改善
楢戸ひかる生活が変わる時は、お金の転機
コロナで新しい生活様式を余儀なくされてから、1年が経ちました。収入に打撃があった方はもちろん、先行きが不透明な中、「お金のこと、大丈夫かな ?」と、漠然とした不安を感じている人は、多いのではないでしょうか?
生活が変わる時は、お金の転機! いわば、「お金のこと」を見直してみるチャンスでもあるんです。そこで、今回は、「家計改善の攻めどころ」を見つ ける方法を御紹介します。漫然と、でも常に「お金を貯めなければ!」と思っているのは、案外、疲れます。それよりも、「ここに、注意をする!」をピ ンポイントで知っておく方が、楽なんです。
1カ月間レシートを貯める
まずは、1か月分のレシートを集めます。レシートを保管する箱を決め、その中にいれても良いのですが、私は「状差し」で保管することをお勧めしていま す。状差しとは下記の写真のようなもので、100円ショップなどでも売っています。 時間がある時に、お財布からレシートを取り出し、プスプスと状差しに刺す。これを1カ月続けることが、最初のゴールです。状差しだと、レシートの紛失 も防げますし、日付順に並べ替える手間も省けます。
「金額」で線引きをし、レシートを仕分けする
まずは、1か月分のレシートを集めます。レシートを保管する箱を決め、その中にいれても良いのですが、私は「状差し」で保管することをお勧めしていま す。状差しとは下記の写真のようなもので、100円ショップなどでも売っています。 時間がある時に、お財布からレシートを取り出し、プスプスと状差しに刺す。これを1カ月続けることが、最初のゴールです。状差しだと、レシートの紛失 も防げますし、日付順に並べ替える手間も省けます。
今回は、レシートの分析に、家計簿は使わないことにします。まずは、貯めたレシートを「一定の金額」で線引きして、二つに分けます。実は家計簿を丁寧 につけすぎると、かえってお金の流れを読み解きづらいんです。一定の金額で線引きをすることで、「問題となりそうなレシート」だけ抽出します。
「一定の金額」の目安
私は、「『食費』と『日用品のまとめ買い』以外で2000円以上のもの」をノートに書き出してみることをお勧めしています。
ノートに書いたものに印をつけていく
「一定の金額」以上のレシートをノートに書き出せたら、そのお金を使った時の気持ちを思い出し、下記の印をつけていきます。
たとえば、ノートに書いている段階で、「これを記入するのは辛いなあ」と感じている項目は、間違いなく「☆」です。こんなふうに、自分の心と向き合い ながら、印をつけ、その時に感じたことを書いていきます。「雑貨屋は入ると買い物をしてしまうので、前をスルーする!」とか「もし☆のお金を使わなか ったら、〇にお金を使うことができる。(もしくは、〇円貯まる)」などと、簡単なメモ書きでいいんです。
ノートは、『メモ書き』程度で大丈夫!
お金を使う時に、「これにお金を使ったら、☆が増えてしまうな」と頭によぎるようになったら、しめたもの! お金を使う時に、だんだんブレーキが踏め るようになっていきます。
ここまでは、「家計改善の攻めどころ」、いわば、「方法」の話です。次回は、「方法は、わかった。でも、わかっちゃいるけれど、やめられない!」の無 駄遣い対策についてお話しをします。